報道関係者各位
2021年2月14日
SNS任意団体 S-owl
精神的DVをテーマとしたオンライン救済・支援サービスの提供開始
SNSで繋がり結成された任意団体 S-owl (代表者 @iitomorrows、以下S-owl) は、2021年2月よりポータルサイト「モラハラボ( https://morahara.info ) 」を開設し、モラル・ハラスメント被害者を救済・支援する窓口となるオンラインサービスの提供を開始しました。
このサービスは、精神的DVをテーマとした被害者救済の支援サービスを匿名性のあるSNSを介して行うものです。匿名では公的や民営のリアルな救済へ結びつける道程を想像できずにいる人が多い中では画期的なアプローチと言え、表面化し難いが顕在化しているモラル・ハラスメントの被害の実態を浮き彫りにしていくと考えられます。
近年、ニュースサイト等へ多く流出してきたモラル・ハラスメントは「静かな暴力」と呼ばれています。身体的な暴力とは異なり、目に見えない精神的な迫害です。
「モラハラボ」は、それが当たり前のことと日々の生活の中で学習してしまう子どもたちへの「面前DV(虐待行為)」であることに着目し、社会への啓発とともに、変遷するモラルを考えながら、認知の歪みを正す「学び」を主眼としたサイトマップとなっています。
主に男女間で引き起こされるモラル・ハラスメントは、揶揄されたり話し合うように諭されて一蹴されがちです。特に温床となっている家庭という密室においては、経済的DVや身体症状が出るなどの被害が増えています。
SNSを通じて集う経験者たちの交わす情報からは、家庭内別居から始まり、夜逃げ同然に始まる別居、また離婚を余儀なくされる現状があります。また苦しんでいる人には男女の性差は無いことが分かります。
これらの苦難に対して、公的支援を受ける権利は誰にでも平等にあり公平に受けられますが、受ける術を知らずに苦しむ人や公的支援に掛からずに喘ぐ人がWeb上の呟きでは後を絶ちません。「モラハラボ」は、呟きを通して経験者が過去あるいは今の自分と同じ思いをしている人を何とかして助けたいと支援の手を差し伸べる仕組みを形にしたものとなります。
利用料金は基本的に無料、会員登録の上で有料コンテンツの利用可能となります。
S-owlでは現在、次の展開を見据えたパートナーシップを結べる企業様を積極的に募集しております。2020年6月に制定された、いわゆるパワハラ防止法で未知数となっている企業福利厚生の一環としても役立てるコンテンツの拡充をも更に図っていきます。